1. スプレッドシートで代用していた作業は容易にエディタブラに切り替えられます。
多くの人がデータベースを使うべき作業をスプレッドシートで代用しています。
従来のデータベース・アプリケーションビルダーは分かり難く、また機能の実装が容易ではないからです。その点、
スプレッドシートは容易に使い始めることができます。しかしスプレッドシートはデータ入力を繰り返す作業には向いていません。
起動とファイルのロード・保存に時間がかかり過ぎます。1~数件のレコードを追加するために毎回全件のレコードをロードし、また保存しなければなりません。
起動にR秒、ロードにL秒、データ入力にW秒、保存にS秒。レコード件数が多くなるにしたがってフラストレーションも大きくなります。
エディタブラに切り替えましょう。データベースの作成はファイル名とラベルを指定するだけ、テーブルの作成はフィールドを列挙して
索引を指定するだけ、メニューはテーブルを割り当てるだけ、そして再起動。これだけで軽快に動作するデータベースアプリが出来上がります。
スプレッドシートからのデータ移行も容易です。
2. エディタブラはデータベースアプリケーションの主要なパターン・関連機能を組み込んでいます。
従来の業務用データベースアプリケーションの開発ではテーブルが異なるだけで同パターンのプログラミングやSQL記述を繰り返していました。
また従来のデータベースアプリケーションビルダーも、ごくシンプルで典型的な機能を実装しようとするだけで、SQLや特定のプログラミング言語に通暁する
必要がありました。この「典型的で頻繁に使われるデータ処理パターンと関連機能」はエディタブラでは記述する必要がありません。
1) テーブルを実行するとシステムがフォームを自動生成して表示しますが、複数テーブルのレコードを同時編集するフォームが必要かもしれません。
そのようなフォームの定義手順は、テーブルを指定し、親テーブルを指定し、ビジュアルコンポーネントを配置してテーブルとフィールドを割り当てる、それだけです。
関連機能は自動的に組み込まれます。
2) あるテーブルのレコードから別のテーブルのレコードを追加したり更新したりする必要があるかもしれません。そのようなプロセスの定義は、
テーブル等の主要なパラメータを与え、次いでデータマッピング等の付随パラメータを与えるだけです。
フィルター、ソート等も直感的操作で指定することができます。
3) 販売価格、税率、住所など基準日に応じて内容を切り替えて適用ないし表示する、あるいは集計レコード上の前月末残高、今月増減、
今月末残高のようなフィールドの値から明細レコードへドリルダウン照会する、そういった機能が必要かもしれません。
エディタブラのリンク定義なら容易かつ簡潔に実装できます。
データベースのタイプ | デスクトップデータベース |
プラットフォーム | Windows 7,8,10 (32/64) |
言語: | |
ユーザーインタフェイス | 英語または日本語 |
ユーザーガイド、コンテキストヘルプ | 英語または日本語 |
ユーザーデータ | マルチ言語対応(UTF-8準拠) |
インポート、エクスポート | マルチコードページ対応(SJIS,UTF-8等) |
エディタブラは無償で使用できます。
エディタブラは Firebird をデータベースエンジンとして使用しています。
エディタブラは Lazarus および Free Pascal を使い開発・コンパイルされています。また以下のコンポーネントを使用しています。
• BGRABitmap :アンチエイリアスイメージの描画
• ICU - International Components for Unicode :テキストの照合・ ソート
• LazBarcodes :バーコードイメージの描画
• TDbf :ヘルプドキュメントブラウザ用データベース
• TurboPower Internet Professional :ヘルプドキュメントブラウザ用 HTML 描画
• Zeoslib :データベースエンジン への接続
インストーラの作成には Inno Setup を使用しています。
それぞれの作者の方々に 厚くお礼申し上げます。